あなたの知らない「夏土用」の世界!

以前は、春の土用の時にお会いしましたが、土用のこと、覚えていますか?

土曜じゃないよ?土用だよ?ということで、土用をご存知ない方・忘れてしまった方は、こちらをまずはご覧ください。

 

あなたの知らない「夏土用」の世界

僕が一年の中で一番重要だと考えているのが、土用です。

多くの方は、節目(正月や立春、年度替り、誕生日、結婚記念日など)に目がいくかと思いますが、僕は断然、土用。

なぜなら、以前の記事にも書いたように、健康を損ねる時期が「18日も」続くからです。

そんな土用でも、夏土用が一番、体に負担がかかります。

一年で一番、過ごし方に注意を向けなければいけない18日間が始まるのです!

 

土用での失敗

僕は、これまで土用を意識していたにも関わらず、大変な失敗(主にお酒)が多くあります。

飲みすぎないように注意していたのに、次の日には記憶はなく、一日中食事も喉を通らない。

普段より飲んでいないにも関わらず、はるかにきつい二日酔いに見舞われる…。

そんな理不尽なことがあるのか!と思うほど、土用というのは、いつも以上に健康に気をつかう必要があります。

最近の僕は、土用期間中は絶対に飲み会を入れません。

それくらい意識しないと、18日間ず〜っと体調を損ねたままになります。

だから、僕はこうやって土用の啓蒙活動をしているのです。

さて、、、

なぜ夏土用は「危ない」のか。

夏土用が危ない理由は東洋医学と深い関わりがあります。

東洋医学というか、東洋の思想で重要なものの一つに「陰陽(いんよう)思想」というものがあります。

とても簡単な概念ですが、とても重要です。

たとえば、、、

私がいるから、あなたがいる

僕がいるから、あなたはあなたとして存在できます。

僕がいなければ、あなたはあなたではないのです。

はぁ?でしょ?

もっと簡単に説明すると、すべてのモノは、二つに分けることができるのです。

女性がいるから、男性というものが成り立ちます。

もし、女性がいなければ、比べるものがないので、男性とわざわざ言わなくていいわけです。

上があるから下があり、右があるから左があります。

表がなければ裏はないし、裏があるから表があるのです。

さらに、陰陽には様々性質がありますが、土用に関係する陰陽の性質は「消長」です。

 

陰陽消長と土用の関係

消長というのは、増えたり減ったりという関係で、陰が増えれば陽が減り、陽が増えれば陰が減ります。

これは、一日の中でも感じることができますし、あなたもすでにご存知の現象です。

陽は太陽、陰は月

太陽が登れば(陽が増えれば)、月は見えなくなります(陰が減る)。

太陽が沈めば(陽が減れば)、月が見えます(陰が増える)。

このように、一日の中でも陰陽は増えたり減ったりしているのですが、一年の中でも増減しています。

冬至では一年で昼間が一番短い日=太陽のでている時間が短い=陽が少ない=陰が多い時期です。

そこから春分で昼=夜(陽=陰)となり、夏至で昼間が一番長くなります(=太陽がでている時間が多い=陽が多く、陰が少なくなる)。

陽は夏至でピークに

冬至から夏至に向かっては、どんどん陽の時間が長くなっており、夏至でピークに達します。

お気づきかと思いますが、実はすでに陽のエネルギーが減って、陰のエネルギーが増えています。

ここで注意が必要なのは、なにも陰だから悪いエネルギーというわけではありません。

陰陽思想では「極まれば即ち転ずる」という性質があります。

つまり、夏至で陽が極まり(昼間が一番長い)陰に変化しているのに、まだ夏のように振舞っては、自然と人の関係からすると、不具合が生じやすくなるのです。

さらに、この夏土用を境に秋に季節も変化します。

だ・か・ら!

陰に転化したばっかりで、しかも秋に季節が変わる、この変化の大きい夏土用が、一年でもっとも危険な18日間なのです!

そういう意味では、本当は夏至あたりから、速度を落としておかないと、今すでに体調を崩してしまっているかもしれません。

今すでに体調を崩しているなら、土用に入るともっと大変なことになります。

ちなみに、2018年の夏土用は、明日7月20日〜8月6日まで続きます。

 

夏土用の過ごし方

夏土用の過ごし方ですが、実は夏に限ったことではありません。

土用では基本的に、、、

  1. 休む
  2. 新しいことをしない
  3. 土に関すること(引越しや家を建てるなど)をしない
  4. 栄養をしっかりとって体のケアをする

です。

具体的なことは、以前の記事をご覧ください。

 

それでは、良い土用をお過ごしください!